『特捜部Q ―知りすぎたマルコ―』ユッシ・エーズラ・オールスン

デンマーク小説『特捜部Q』シリーズの第5弾です。本屋で見つけてすぐに買いました。なんと帯に「映画版<特捜部Q>が今冬いよいよ日本上陸!続報を持て!」となっているではありませんか。昨年に映画化されたのを知っていたのですが、日本では公開されないのかと諦めていました。ですので、これを見つけて、嬉しくなってしまいました。

映画の予告編を動画で見ましたが、主人公カール役は、人気ドラマ『THE KILLING/キリング』のシーズン3で登場した情報局・国家安全保障課の捜査官を演じたニコライ・リー・コスで、素敵な役者さんです。アサド役は本から想像するよりもハンサムです。本も良いですけれど、映像でも見てみたいです。

 

さて、今回は15歳のマルコが大活躍します。おじが率いる犯罪組織から逃げ出したマルコが孤軍奮闘する様に大いに感情移入できます。健気で努力家で意志も強いけれど、そこはまだ子ども、辛くて泣いてしまうマルコを応援し、頁をめくる手が速くなります。カールたちとはすれ違い続きで、帯に書かれていた通り「早く助けてあげて!」と気をもみました。

カールの描き方はどんどん「単細胞」化しているように思います。カールの発言に笑ってしまうことも。アサドは今回はリハビリでちょっと活躍が少ないように思いますが、その分ローセが頑張っています。

特捜部Q ―知りすぎたマルコ― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)