海外ドラマ『The Killing 』シーズン4 終了(ネタバレ)

シーズン2でキャンセルされながら、シーズン3で復活を果たし、もうおしまいかと思ったら、シーズン4までなんとかこぎ着けました。

私は、ラストはリンデンが死んでしまうのかも、と漠然と思っていました。だって過去を清算する方法としてはそのくらいしかないかなと。そんなラストに向っての伏線も感じていたんですけれど、そんな風にはなりませんでした。

このシーズンでは新しい事件、一家殺害事件を捜査する一方で、リンデンとホルダーの関係性、それぞれの家族についても短いシーズンながら、焦点を当てていたのが印象的でした。

3rdラストのリンデンによるスキナー殺害は二人にとっての最大のストレスになりました。そんな中でリンデンは自分を捨てた母親と再会し、ホルダーはもうすぐ父親になるという、それぞれがストレスを増長させるエピソードが続きます。またスキナー失踪に疑問を持つレディックの存在も大きな障壁になっていきます。

その一方で、長年ストレスを抱えてきた青年は、ある日ついに爆発してしまいます。その青年こそ、一家殺害事件の容疑者であったカイルでした。悲痛に訴えるカイルをリンデンは守りたいと思うのですが、ホルダーは刑事としての仕事を完遂しようとします。

この対立がついに表立ち、追い詰められいたリンデンは疑心暗鬼になり、自分を売るつもりなんでしょう、無くなった薬莢(スキナーを撃ったときの1つが見つかっていなかった)は保険のために盗んだんでしょうと非難し、ホルダーに銃を向けてしまいます。嫌悪感を隠せないホルダーは無言でその場を去ります。このシーンはフィナーレに繋がる重要なものになりました。

ホルダーは呪文のように「父親になるんだ」と言っていましたね。キャロラインの病院の付き添いで、自分の苦悩について彼女に初めて打ち明けたホルダー。自分をとるか彼女(リンデンのことです)をとるか、彼は悩んでいます。その直後、お腹の中の赤ちゃんの心音をきいたときのホルダーの顔はなんともいえないものでした。

その後リンデンはスキナーの件を自首します。ホルダーは関係ない、自分を助けてくれただけだと訴えます。結局、警察は体面を守るためにこの事件をなかったものとして処理することにします(こういうオチだったんですね)。1人取調室に取り残されたリンデンは、マジックミラーを見るのです。私は、映った自分を見て何かを逡巡しているのかなと思いました。

そのマジックミラーの向こう側(しかもその端っこ)では、ホルダーがその様子を見ていたのでした。リンデンはホルダーがいるかも、と思ったのでしょう。なんともドラマチックな描き方でした。

それから何年か経ち、ホルダーは娘と二人で歩いています。「ひげをそって」なんて娘に言われたりして、その会話から娘の母親とは別居しているのが窺い知れます。ホルダーは刑事を辞めて、薬物依存(か何か)のセルフヘルプ・グループのカウンセラー(だと思う)の仕事に就いています。

ある日、リンデンがホルダーを訪ねることで、二人は再会します。二人が向き合う場面で、ホルダーの顔が影になって(背が高いので下向きでリンデンを見ているせいか)少々暗くて分かりづらいんですが、今までに見たことないような優しい顔をしています。はぁ、この顔を見たら、どんな女性もメロメロでしょう。

心配したようなロマンチック路線にはいかず、ギリギリ踏みとどまったのは正解だと思います。ただ、個人的は最後の2カットはないほうが良かったです。どうでしょうか。

 

下はプレミアのときの写真です。ミレイユを囲んで、カイル役のタイラー・ロス(向って右から2番目)と同じ学校の生徒役の2人です。3人ともハンサムです。

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ミレイユ・イーノスは妊娠中だったんですね。最後のシーンで青の大きなストールをしていたのはお腹を隠すためだったのかもしれません。