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映画『ラン・オールナイト』RUN ALL NIGHT

ジャウム・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンのコンビの『アンノウン』『フライト・ゲーム』に続くクライム・アクション映画です。どちらも観ているし、前作が思いの外良かったので、今回も期待して映画館へ行きました。

映画『96時間』でアクション俳優としての地位を築いたリーアム・ニーソン。アクション俳優というと、少し年齢が上だけどスタローンやシュワルツェネッガー、渋いところではセガールとかヴァン・ダムとか思い浮かべるのですが、R.ニーソンはちょっと違うジャンルにいます。彼はどこか哀愁が漂い、見た目はクールでも内に秘めたるポテンシャルは高く、感情は抑制され知的な思考が伴っているように思えます。これはそのルックスや、『シンドラーのリスト』のような演技派のイメージが起因しているのかもしれませんが。

今回の舞台はNY、街の様子やその喧騒までリアルに映像化していました。またA地点からB地点まで空高く移動しズームインするカメラワークに魅了されました。前作の「フライト」でも、メールの内容をガジェット風に表示し緊迫感を演出していたのは記憶に新しいところです。今から次は何を見せてくれるのかと、楽しみになります。

本作はアクションのみならず、ジミー(R.ニーソン)と親友ショーン(エド・ハリス)の友情、息子マイク(ジョエル・キナマン)との親子愛を、過度にならない程度に感傷的に描いていたのも良かったです。

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海外ドラマファンが喜ぶキャスティングにもなってます。J.キナマン(The Killing)は言わずもがな、日本にもファンがたくさんいると思います。あのルックスです。私は久しぶりに彼の話し方・声を聞いて、わぁキナマンだ!と喜んじゃいました。R.ニーソンとの高身長コンビ、そりゃ絵になります。

ジミーが唯一信用したNYPDの刑事にヴィンセント・ドノフリオLaw&Order:CI)、ゴーレンがそのまま登場したみたいでした。昨年の映画『ジャッジ』の、主人公の兄で、学生時代は野球選手になることが有望視されていたにも関わらず事故で断念し、現在は自動車修理工をしているという父親役も良かったですが、やっぱり刑事の彼を見たいと思ってしまいます。

またショーンの腹心を演じたのはブルース・マッギルリゾーリアイルズ)、コサック刑事とはうってかわり、マフィアのボスに忠実な悪役が似合っていました。

今月末に公開予定のR.ニーソン主演の『誘拐の掟』も見に行こうと思っています。