映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

「怒りのデス・ロード」ですよ、何というタイトルですか、と思いましたけれど、見終わったあとはむしろこのタイトルが好きになりました。何もかもはちゃめちゃ、想像を絶する面白さでした。

30年ぶりに作られたシリーズの新作、監督も高齢になり、大丈夫なのかと心配されていたようですが、そんな心配は全く無用でした。こんな嘘偽りない濃縮されたノンストップ・アクションは他にないと思います。

ストーリーもシンプル、台詞も必要最小限、細かい説明は一切なし、ただひたすら車のエンジン音、爆音、ヘヴィメタの音楽(巨大なアンプを積んだ車で実際に演奏していて、そのギターに火炎放射器がついているんです、すごくないですか?)がガンガン鳴り響きます。

主人公マックスは、メル・ギブソンからトム・ハーディへバトンタッチ。これがまた良かった。そんなに大きくない彼ですが、ガッチリした身体とその演技力(そしてあの可愛い顔)で存在感を発揮していました。女戦士フュリオサ役のシャーリーズ・セロンの熱演も圧巻で、今回の主人公はフュリオサといってもいいくらいです。

また、思いがけず重要な役割を持つことになった「ウォーボーイズ」の1人ニュークス。ウォーボーイズはスキンヘッドで全身白塗り、目の周りは黒く、唇には縦線の皺模様、誰が誰だか区別がつきにくい感じなんですが、私は途中でニュークスがニコラス・ホルトだと気づきました。えらくないですか、私。なかなか気づけないと思うんですけれど(と、書きたかっただけ)。

ど派手なアクションシーンだけでなく、その映像にも注目です。砂漠の中に登場する車の映像だったり、砂嵐や広大な空など、計算された美しさがありました。また今回は若く美しい女性が登場しているんですが、白いドレスをまとった彼女たちが荒涼の砂漠になんとも映えること、素晴らしかったです。

車や武器のことは詳しくないし、カーアクションがすごく好きというわけでもない私みたいな人でも、映画館で大画面・大音量で見たら、アドレナリン全開になること間違いなしです。DVDじゃダメです。映画館へ足を運ぶことをお勧めします。

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以前書きましたが、トム・ハーディ主演の映画『チャイルド44 森に消えた子供たち』(リドリー・スコット製作)が7月3日(金)に公開されます。2009年の「このミス」の海外部門で1位になった小説(読んだ人も多いのでは?)を映画化したものです。こちらも楽しみです。

またBBC製作のテレビミニシリーズ「タブー(Taboo)」の主演も決まっています。こちらもリドリー・スコットがプロデュース、1813年を舞台に、海運会社を設立した男の物語なんだとか。日本でも放送されますように。


今年はシリーズ新作が続々公開されます。待ち遠しいです。
・『ターミネーター:新起動/ジェニシス』7月10日(金)
・『ジュラシック・ワールド』8月7日(金)
・『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』8月7日(金)
・『テッド2』8月28日(金)
・『007スペクター』12月4日(金)
・『スターウォーズ/フォースの覚醒』12月18日(金)