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海外ドラマ Amazonビデオ『BOSCH / ボッシュ』

Amazonのプライム会員になって10年目ですが、今まではお急ぎ便しか使っていませんでした。ところが最近になって会員特典が充実してきました。先月スタートしたAmazonパントリー、お知らせメールが届いたその日に早速利用してみました。Amazonパントリーとは低価格の日用品や食品をひとつの荷物にまとめて注文できるサービスです。

一人暮らしの(正確には二人で同じアパートに住んでいる)息子たちに、お菓子、カップ麺、パスタ麺やレトルトのパスタソースなどあれこれ詰めて送りました。今まではケース単位でしか購入できませんでしたが、このパントリーは1つずつ選んで箱に詰められるので、すごく便利。

各パントリー商品にパントリーボックス内の占有率が掲載されているだけではなく、カートに入れるたびに全体の占有率が表示されるという分かりやすさ。ま、それでついつい詰め過ぎてしまうんですけどね。最後の方では嵩を増やすために、いろんな種類のポテチを詰め込んだりして何とか97%にしました。パントリーは290円の送料がかかるので、できるだけ詰め込まなくっちゃ、なんてまんまと術中にはまっているわけです。

それともう1つ、嬉しいサービスが追加されました。それがAmazonプライム・ビデオです。私は今まで動画配信サービスを利用したことがありませんでした。そのうち、HuluとかNetflixとかに登録してみようかなと思っていたんですけれど、なかなか手が出ずじまいでした。

何気なくプライムビデオの一覧をチェックしてみたら、なんとそこに『BOSCH』があるではないですか。すっかり忘れていました。Amazonオリジナルだったんですよね。私は、このドラマの元になったマイクル・コナリーの小説は全て読んでいるし、彼のFBもチェックしています。それで一昨年くらい前だったと思うのですが、ボッシュのドラマ化のニュースを聞いてものすごく喜びました。しかし、Amazonでパイロット版を作ると知ったとたん、日本では見れないと諦め、頭の片隅から追い出していたのです。

自分の記憶の頼りなさを実感しつつも、ついに見れる嬉しさで、早速『BOSCH』を視聴してみました。PCをテレビに繋いで大きい画面で見たのですが、映像はスムーズだし、何よりも高画質で驚きました。こんな気軽に配信ビデオが見られるなんて、なんということでしょう。

 

などと、前置きが長くなりました(ホントにね)が、『BOSCH』の感想です。もうおわかりの通り、これはマイクル・コナリーの小説、ロサンゼルス市警察の刑事ハリー・ボッシュが活躍する人気シリーズのドラマ化です。シーズン1は10話から成っていて、『ブラック・ハート』『シティ・オブ・ボーンズ』、それから『エコー・パーク』でしょうか、それらが、ブレンドされた脚本になっていました。

ボッシュは曲がったことが大嫌い、上司でも同僚でも、恋人が相手でも自分の信念を貫き通し、組織や人との衝突が絶えない、かなりやっかいな性格です。彼がそんな風になったのには、彼の生い立ち、彼の母親は娼婦をして生計を立てていましたが、彼が11歳のとき殺害され、それが未解決のままであることが起因しています。また大人になってから従軍したヴェトナム戦争での「トンネルラット」の過酷な体験が、彼に影を落としています。

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もしボッシュが映像化されたら誰がボッシュ役に相応しいか、というのは今までファンの間で議論されてきました。私自身も本を読むたび、いろんな人を想像してきました。なので、ボッシュ役がタイタス・ウェリヴァーに決まったときは、自分のイメージとは違っていたので、どうなのかしらと思っていました。

ところがどうでしょう、実際にドラマを見てみたらすごくいいのです。何と言っても手垢がついていないのがいい。新鮮で魅力的です。小説の初期の頃のような陰湿なボッシュのイメージからは少し離れているようにも思いますが、ドラマという枠を考えると、それもありです。

小説ではお馴染みの高台にあるボッシュの自宅(これが想像していた以上に素晴らしい)、元妻のエレノア、娘マディも出てきて、感動もひとしおです。とはいえ、小説を知らなくても大丈夫です。他の犯罪ドラマのような過度の暴力性を持たない、大人が楽しめる熟練したドラマになっていて、お薦めです!

www.amazon.co.jp