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『弁護士の血』スティーヴ・キャヴァナー

翻訳小説を読んだり、海外ドラマを見たりすると、裁判では真実がそれほど重要ではないと思い知らされることがあります。真実より重要なもの、それは起訴側が証明できるものです。

主人公のエディ・フリンは、もとは父親ゆずりの詐欺師でしたが、ある事件をきっかけに弁護士になりました。彼にとってこの2つはそんなに違ったものではありませんでした。

そんなエディーが二度と法廷に足を踏み入れないと誓った時から、1年以上が経過していました。しかし、現在、彼には選択肢がありません。
ニューヨークの悪名高いロシアンマフィアのボス、ヴォルチェックは、エディーに爆弾を背負わせ、彼の10才の娘エイミーを誘拐しています。

エディーに残されたのはヴォルチェックの公判が終わるまでの48時間だけです-そして、娘を救うためには、裁判に勝つしかありません。もし敗訴するようなことがあれば彼は全てを失ってしまいます。

彼は追いつめられながら、依頼人を擁護し、エイミーの安全を確実にするために鋭敏な機知とあらゆる詐欺師のワザを使用します。背中でタイマーが時を刻む中、エディーは娘を救うことができるでしょうか?

 

法廷サスペンスとアクション、そしてドラマがパックされた優れたエンタメ作品で魅了されました。テンポがいいので2日ほどで読みました。映画化されたらいいのに、と思います。

弁護士の血 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

弁護士の血 (ハヤカワ・ミステリ文庫)