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映画『フェイス・オブ・ラブ』

普段はあまり恋愛映画を見ないんですけれど、たまにはいいかなと思います。以下3作品とも最近 WOWOWで見ました。

 

『フェイス・オブ・ラブ』(2013)

5年前、突然の事故で夫ギャレット(エド・ハリス)をなくしたニッキー(アネット・ベニング)が、亡き夫と瓜二つの男性と出会ったことから生まれる物語を描いた大人のラブストーリーです。ハリスが1人2役をしており、ニッキーの良き理解者でもある隣人役で、2014年に他界したロビン・ウィリアムズが出演しています。

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亡き夫にそっくりの男性トムを美術館で見つけたニッキーは、彼を何とか探し出し、接近します。トムのほうは偶然の出会いと思っていますが、ニッキーは心が咎めます。彼女は夫に似た男性に会えて少女のように嬉しく思う一方で、後ろめたさを感じてしまうのは理解できますが、何も知らないトムは情緒不安定のニッキーに振り回されて、時に痛々しいほどです。

エド・ハリスは強面の役ばかりかと思っていたら、恋に落ちる男性もするのですね。髪がなくても本当に素敵。ラブ・ストーリーとしてはクラシカルなエンディングで余韻を残しましたが、私は二人が素のまま向き合い新たな関係を築いてほしかったです。

 

『めぐり逢わせのお弁当』(2013)

インドの大都市ムンバイでは、ダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人たちがランチタイムに弁当をオフィスに届けます。ある日、主婦のイラ(ニムラト・カウル)が夫のために作った弁当が誤ってサージャン(イルファン・カーン)のもとに届けられたのをきっかけに、二人は弁当箱に手紙を入れて文通をすることに。イラは料理を通じて夫の愛を取り戻したいと願い、妻に先立たれたサージャンは久々の手料理の味に心動かされます。

めぐり逢わせのお弁当 DVD

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公開された当時、映画館に行こうと思っていたのですが、行きそびれてそのままに。やっと見ることができました。インドの弁当配達ってすごいんですね。まずはそこにびっくり。誤配達で全く知らない二人が出会うというシチュエーションは面白いです。

といっても、映画の中で二人が顔を合わせることはありません。サージャンのほうは待ち合わせの場所に行き、こっそりイラを見ていたのですが。最後はどうなってしまうのかは言及せずに映画は終わってしまいます。USドラマ『ホーム・ランド』にも出演していたニムラト・カウルの好演が光っていました。

 

幸せのレシピ(2007)

マンハッタンの高級レストランで料理長を務めるケイト(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)は、ある日、姉を交通事故で失い、残された姪のゾーイを引き取ることに。一方、仕事場には、ケイトとは正反対の性格の陽気な副料理長ニック(アーロン・エッカート)が新たに雇われます。 

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ゼタ・ジョーンズが若くて美しい。映画の冒頭で彼女は料理のレシピを詳細に語りますが、それを聞いているのは少し離れたところに座っている熟年の男性。彼は、彼女がレストランのオーナーに強制的に通院するよう言われたセラピーの先生だとわかります。セラピーなのに料理のことばかり聞かされているんです。時々登場するこのセラピストとケイトのやりとりが好きです。

ストーリーは恋愛ものとしてはありがちな設定なんですけれど、主人公二人の距離感が心地良いし、ハッピーエンドで心温まります。ニックも申し分なく素敵ですし、軽快な音楽も良かったです。