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映画『スポットライト 世紀のスクープ』

映画

アカデミー賞にノミネートされてから、日本で公開されるのを楽しみにしていました。カトリック教会のスキャンダルを暴いた実話ベースの映画です。2002年、米新聞「ボストン・グローブ」が、神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを白日の下に晒す記事を掲載するまでのジャーナリストの物語です。

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http://spotlight-scoop.com/

派手なところはなく、記者たちの地道な仕事にスポットが当たります。この地味な映画がアカデミー賞「脚本賞」「作品賞」をダブル受賞したことは感慨深いです。映画の題材が素晴らしいので、過度の売り込みや演出は不要ということでしょう。

タイトルの「スポットライト」というのは、4人くらいのチームで受け持っているローカル紙のコーナーの名前です。このチームはロビー・ロビンソン(マイケル・キートン)が率いています。

そもそものきっかけは、マーティン・バロン(リーヴ・シュレイバー)という部外者(ボストン出身ではなく)で冷静沈着な新編集長を迎えることから始まります。バロンが最初にしたことは、神父の性的虐待事件に集中しようとロビンソンに話したことでした。

ジャーナリスト – マーク・ラファロ、ブライアン・ダーシー・ジェームズとレイチェル・マクアダムスによって、事件は掘り起こされます。彼らははじめはいくつかのケースだと思っていたのですが、これが氷山の一角だということを知ります。

 

出演している俳優がこれまたとてもいいです。ドラマ・ファンなら、「MAD MEN」のジョン・スラッテリーや、「LAW&ORDER CI」(今、また再放送を見ています)のジェームズ・ディーキンズ警部役のジェイミー・シェリダンの出演にも嬉しくなったでしょう。

ドラマ「レイ・ドノヴァン」のシュレイバーも、シュレイバー色を消していて、すごく良かった。最初、誰だかわからなかったくらいですから。