misasa104の海外ドラマ日記

海外ドラマ(ごくたまに海外ミステリ小説)について忘れないように書いています。

海外ドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』シーズン17

ドラマ『Law&Order』はスピンオフを含め、ほとんど見ていたんですが、SVUだけは見ていませんでした。私が見始めたのはシーズン13くらいから。スピンオフを含め、シリーズが継続しているのは、SVUだけです(たぶん)。

シーズン17をFOXクラシックでベルト放送されていたのを見ていました。S13から見ていて、今回が最も面白かったという印象です。以下ネタバレ含みます。

 

f:id:misasa104:20160427081850p:plain
http://www.nbc.com/law-and-order-special-victims-unit

 

私は、スピンオフ含めて多々あるL&Oのファンですが、このSVUだけは、どちらかというとあまり注視していませんでした。録画をして見ているんですが、正直言えば、あまり集中もせず時間潰しのような感覚で見ていました(ひどいですね)。けれども今シーズンは、かなり集中して楽しみました。

途中追加されてきたメンバーもまとまってきたように感じますし、今シーズンに追加されたドッズの長男のマイク・ドッズも良かったです。親子ということで、ドッズと雰囲気が似ていて良いキャスティングでした。でも今シーズン限りなんですよね。気に入っていたのに残念です。

ロリンズは、今シーズンの撮影中はリアルに妊娠中だったんですね。なので、ショーの中でも妊娠したという設定になっていました。これは『クリミナル・マインド』のJJも同じように出演していました。こんな風に仕事を継続できるのはいいと思うし、同じ女性として応援したくなります。

しかし、私以上に応援満々の人がいました。妊娠中も、そして出産してからも、ロリンズを気遣うカリシ。子どもの父親でもないのに、優し過ぎでは?などと突っ込みながら見ていました。素敵です。

ロリンズ絡みのエピソードでは、ハンニバル・レクターとしてのグレゴリー・イェーツのストーリーが良かったです。刑務所での二人のシーンはクラリススターリングを連想させました。

リビアがまた(!)人質になったり、カリシやロリンズがおとり捜査をしたり、ドラマ的なエピソードが多かったですが、私が最も印象に残っているのが、エピソード15です。

ネット捜査で網にかかったのは予想外の人でした。コックス検事補の夫ハンクが児童ポルノにアクセスしていたことがわかります。長年連れ添った夫であり、子どもたちの父親であるハンクが犯罪者と知ったときの妻としてのジェシカ・フィリップスの演技が実に痛々しかったです。ハンク役は『レイ・ドノヴァン』でも、かなり個性的な役どころのジョッシュ・ペイズでした。

それから、もちろん最終エピソードも忘れられません。まさか、あんな形でマイク・ドッズと別れることになるとは思っていませんでした。悲しいエピソードでしたが、最期まで、マイクらしかったです。

最後の場面はオリビアとエド・タッカーがノアを挟んで散歩しているシーンでした。彼は内務監査部から別の部署へ移動するようです。そして彼らは3人でパリ旅行へ行くのでしょう。今後の二人の関係の展開が楽しみです。

それと、カリシはついに司法試験に合格しました。今後はどちらの道に進むのかとバーバがたずねるシーンがありました。カリシはこのまま刑事として捜査を続けるようです。

本国ではシーズン18が放送されています。日本でもじきに見れるでしょう。楽しみ。