misasa104の海外ドラマ日記

海外ドラマ(ごくたまに海外ミステリ小説)について忘れないように書いています。

海外ドラマ 『シカゴ P.D.』S3EP21に登場『シカゴ・ジャスティス』

先日、AXNで録画した『シカゴP.D.』のシーズン3を見ていたら、ごつい感じのどこかで見たことがある人が検事補として出てきました。それはストライクバックの片方の人(フィリップ・ウィンチェスター)ではありませんか。彼は、過去にボイトが逮捕されたときの担当検事だったと、誰かが発言していたことから、端役ではなさそうな感じがしました。

以下、ネタバレ含みます。

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Chicago P.D. - NBC.com

バージェスとローマンが乗ったパトカーが襲われ、ローマンは負傷し、バージェスは銃撃犯を追いかけます。束の間、犯人を見失ったバージェスでしたが、銀色に光るものを手にした男を見つけると、彼に向かって発砲します。しかし、その男は警官を撃ったのは自分ではないと主張します。彼は17歳の優等生で、犯行に使われた銃が見つからなかったことから、バージェスによる銃撃と逮捕は正当だったかどうか、波紋が広がります。

この回は、PDには珍しく法廷シーンや検察側の捜査シーンに時間が割かれていました。そして、容疑者がアフリカ系アメリカ人だったことから、人種差別問題へと発展し、今にも暴動が起きるのではないかと緊張が高まっていきます。

って、ちょっと待ってください。このシチュエーションはどこかで見たことがあります。そうです。同じようなシーンが『Law & Order』にもありました。それで気づきました。これは『シカゴ・ジャスティス』への序章だったんですね。 

今までもPDやMEDがスタートする前に、先行するドラマ、PDならFIRE、MEDならPDにメイン・キャラクタが登場していました。現在は3つのドラマがAXNでタイムラインに沿って放送されています。クロスオーバーを謳っていなくても、シーケンス・エピソードに別ドラマのキャラが登場することはしょっちゅう。FIREやMEDで事件に巻き込まれたときはPD、FIREやPDで誰かを病院に搬送するときなどはMEDが、というようにごく自然にキャストが行き交います。

 

シカゴシリーズは、L&Oシリーズと同じくディック・ウルフ(Dick Wolf)のドラマなので、JUSTICEは、L&Oの雰囲気が色濃く引き継がれるのだろうと期待しています。

しかも、登場したのはストーン検事補。これまた、きいたことのある名前ではありませんか。それで調べてみると、L&Oの最初の4シーズンで検事として登場したベン・ストーンの息子という設定だったんですね。

ベンとは、このブログを書くきっかけにもなった人(日記の最初に書いています)です。こんな嬉しいサプライズがあったとは知りませんでした。

 

以前の日記にもJUSTICEのことを少しだけ書いた(なのに、忘れていたんですよね)のですが、そのあとに流れたニュースにびっくりしました。はい、知っています。JUSTICEは、シーズン1の全13話で終了してしまったんですよね。

他の3ドラマと絡みづらかったからでしょうか。それとも、シカゴシリーズのフランチャイズを4つも維持するのは難しかったということでしょうか。まだ見ていないので何ともいえませんが、いずれにしても、シーズン1が日本で放送された暁には、必ず見ようと思います。

来週にはFOXで『Law & Order SVU』シーズン19が放送されます。JUSTICE 終了後、ストーンはこの最新シーズンの後半からレギュラー出演するようです。これは見逃せません。

 

P.S.
この回で負傷したローマンは後遺症のせいでパトロール警官には復帰できないと宣言されていました。PDからいなくなってしまうんでしょうか。だとしたら、結構好きなキャラだったのに残念です。