映画『007 スペクター』

先行上映を見てきました。

この映画を楽しみにしていました。ボンドがダニエル・クレイグになってからの少しダークでシリアスな007が好きです。私にとっては、ジェームス・ボンド=世界一トム・フォードのスーツが似合う男性(と思いませんか)ダニエル・クレイグなんですね。あの青い瞳の海に吸い込まれてしまいそうです。

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クレイグ007の、映画が始まったと思ったらあっという間に心をわしづかみにされ、そのままオープニング・クレジットへスライドするシーケンスには毎回ワクワクさせられます。今作品もそれはそれは素晴らしいものでした。メキシコの「死者の日」での圧倒的な迫力シーンから始まり、サム・スミスの楽曲は意外にも(実際、彼のことを知ったときは、どうのなのかしら、と思っていたのですが)マッチして、シックな大人007といった感じでした。

今作は過去作品(特に『ロシアより愛をこめて』ですかね)のオマージュがふんだんに盛り込まれていました。カーチェイスや列車でのバトル、白銀の世界、そして白いペルシャ猫も。その映像の1つ1つがなんと美しいことか。ぜひ映画館で堪能してください。

キャスティングについてもパーフェクトでした。新しいボンドガールを演ずるレア・セドゥは今までのガールズとはちょっと違ったタイプ。若くて爽やかで、個人的には今までで1番良かったです。敵役のクリストフ・ヴァルツ(ヴァルツ色全開になっていない演出が良かった)、デビッド・バウティスタ(元プロレスラーなんだそうです、道理で説得力のあるパフォーマンスなわけです)をキャスティングしたのは大正解といえましょう。

MI6メンバーのQやM、マニペニーにもそれぞれスポットが当たり、持ち味がしっかり表現されていました。Q(ベン・ウィショー)のファンの人も必見ですよ。アンドリュー・スコットのファンの方も、もちろんです。

クレイグボンドはこれが最後だとか、あと1作は続くとか、いろいろと言われていますが、まだまだ見たいです。