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『ダウントン・アビー』

今更感がありますが、『ダウントン・アビー』が面白いです。ツタヤでDVDがレンタルされているのを知っていたのですが、借り渋っていました。昔のイギリスの伯爵家とその使用人で繰り広げられる愛憎ドラマというイメージだったので。それが見てみたら、これが素晴らしいのです。

舞台はイギリスの田舎にある大邸宅「ダウントン・アビー」。当主であり伯爵のロバート・クローリーには3人の娘がいます。「限嗣(げんし)相続制」という制度があり、財産を相続できるのは1名限定、しかも女性は相続できないというものらしいです。そこで、ロバートとその妻コーラ、ロバートの母バイオレットは、長女のメアリーを将来の相続人となる甥と結婚させるつもりだったのですが、事故によってその目論見はなくなってしまい、さてどうしましょう、というところから話しがスタートします。

当主ロバートはその地位だけではなく人柄もまさしく高貴なんですね。そこがこの物語の軸になっていると思います。またほかの登場人物も様々なことに迷いながらも、正直で善い人が多いこと。もちろん腹黒い人もいます、そうでなければ面白くないですよね。欲望や嫉妬、そして信頼と愛などがバランス良く描かれていますが、どちかというと人間のマイナス面よりもプラス面のほうが強いように感じます。

一話の中に、笑いあり、感動ありで、ついつい目頭を押さえてしまいます。従者ベイツの言動に心洗われることもしばしば。ストレートに表現するアメドラとは違い、どこか不器用だったり謙虚だったり、もどかしいところにも共感できます。

そしてこれはぜひ書きたいのですが、登場する男性陣はこれぞ英国の正統派イケメン、という感じ、長女メアリーの婚約者候補のマシューは言うまでもありませんが、下僕のトーマスや運転手、各回に登場するゲストまでカッコ良すぎます。いじわるトーマスがたばこを吸っているときのその憎たらしい顔がこれまた楽しみ。また伯爵夫人・令嬢たちの髪型や衣装にも注目です。イブニング・ドレスだけではなく普段着も素敵です。癖のあるオブライエンの前髪のたて巻きロールも必見です。

 

本国ではシーズン4が終了したみたいですね。日本ではスターチャンネルがシーズン3を放映中、NHKでは秋からシーズン2を放送予定だそうです。まずはNHKのシーズン2を楽しみに待ちます。 

ダウントン・アビー [DVD]

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