misasa104の海外ドラマ日記

海外ドラマ(ごくたまに海外ミステリ小説)について忘れないように書いています。

海外ドラマ 『プレス 事件と欲望の現場』Press

AXNミステリーで1/6(日)に先行一挙放送をしていたのを録画して毎日見ていました。『女医フォスター』のバートレットが書いた話題作で、昨年秋にBBCで放送されました。2つの新聞社を舞台にジャーナリストの奮闘や葛藤を描いた全6話のミニシリーズです。

主演は、AXNミステリーで昨年放送していた、やはりBBCの『アップル・ツリー・ヤード』で謎多きミスターXを演じたベン・チャップリン。灰汁の強い役どころで素晴らしいパフォーマンスを披露しています。もう一人はシャーロット・ライリー(下の写真の右)、日本では俳優としてより、トム・ハーディの奥様としてのほうが有名でしょうか。

以下ネタバレ含みます。
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プレス 事件と欲望の現場 | AXNミステリー
BBC One - Press

このシリーズは、対立している2つの新聞社、リベラル紙「ヘラルド」とタブロイド紙の「ポスト」が舞台になっています。それぞれのオフィスは広場を挟んで向かいにあり、ビルの窓から相手の会社が見れるんですね。ヘラルドは高潔だけれども慢性的に財政難になっており、オフィスは古くて地味、社員もカジュアルな格好で日々奮闘しています。もう一方のポストはゴシップや中傷記事もなんのその、発行部数が多く、売れているのでオフィスもきれいでスタイリッシュ、社員もビシッとしたスーツを着ています。とても対照的に描かれます。

優秀で勤勉な記者ホリー・エヴァンズ(シャーロット・ライリー)は、ヘラルドで副編集長をしています。彼女は個人的な理由もあり、ひき逃げ事件を追っています。そして、その証拠映像をポストが入手したことを知り編集長のダンカンに掛け合います。その頃、ポストの新人記者エド(パーパ・ エシエデュ)は、自殺した人気サッカー選手の実家に押しかけインタビュー取材を試みます。記者がはじめて取材のためにドアをノックすることを、デス・ノックと呼ぶらしい。あぁ、怖い。

私は4話が終わったところで、続きを見るのはやめようかしらと思い、しばらく放っていました。ホリーの行動にがっかりし、その先を想像したら見る気がなくなってしまったんです。けれども、先日HDDに残っていた続きを見たら、これがかなり面白い!勝手に推測したようなスクリプトにはなっていませんでした。話しがどちらに転ぶかわからず、はらはらし通しでした。

新人のエドは、最初こそ可愛かったんですが、後に私は彼に向って何度も「コラー!」と言わなくてはなりませんでした。ダンカンに対しては、何度も「きも!」(失礼)と思いましたが、ベン・チャップリンは好きになりました。ポストのオーナーがデヴィッド・スーシェなので、新聞社にポアロがいるような気がしてしまうのですが、存在感は抜群でした。


納期が近づくと毎度大変な思いをしている私としては、毎日ニュースを発信し続けるなんて想像しただけでもぞっとしてしまいます。英国では、ヘラルド vs ポストは、Guardian vs Sun だという見方が多いようです。シーズン2はあるのかしら。続きを見たいです。