GW前半のDVD鑑賞
『デッドマン・ダウン』(映画)
「ドラゴンタトゥ」の監督とノオミ・ラパスがタッグを組んだという作品です。ハリウッドにも進出していたのですね。主演はコリン・ファレル、『LOW&ORDER LA』の検事役が似合っていたテレンス・ハワードや下記の『キャプテンアメリカ』にも出演のドミニク・クーパーなどか出ています。
ベアトリス(ノオミ)が向いのマンションに住むヴィクター(コリン)に手紙を送ってデートしたところで、あら何?ベタな恋愛もの?と思ったのですが、いやいやそんなはずはありません。ハードボイルで、謎とスリルが交錯しアクションも満載で楽しめますし、孤独な二人が惹かれあう様子もグッときました。夜に見たのも手伝って、哀愁漂う感じに引き込まれました。今まで見たコリン・ファレルの中で1番良かったです。
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『ロイヤル・アフェア』(映画)
18世紀後半、デンマーク国王のドイツ人侍医と王妃との禁断の恋の話しです。デンマークでは誰もが知る史実なんだそうです。ここに書いたマッツ・ミケルセンが主演というだけで見ました。
王室のスキャンダル作品というだけで、いつもならDVDの選択肢からはずれてしまうジャンルですが、見てみたら意外にも面白く心に残りました。ミケルセンは言うまでもなく素敵でしたし、心を病んでいる国王役(ミケル・ボー・フォルスガード)の演技が上手すぎて、今後注目したいです。
『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(映画)
もちろん最近見た「ウィンター・ソルジャー」が面白かったので、その1作目を借りてみました。これを見て公開されている2作目の疑問が払拭されましたが、その分キャプテンになるまでの背景や経過に時間が割かれており、しかも1940年代の話しだったこともあり、最初の方では気付くとうつらうつらとしてしまいました(ごめんなさい)。
全編に流れる音楽も意図してなのか古めかしい感じです。2作目はすごく現代的でテンポが良いので、2作目のための序章という感じがしました。
今回キャプテンの変身前と後はどうなっているのかすごく気になりました。だって顔が同じではありませんか?調べてみると変身後が本物、変身前はモーフィングを使っているとのこと。すごくよくできていますね、びっくりです。
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『昏睡病棟 COMA』(ドラマ)
これは2012年にアメリカで製作されたテレビのミニシリーズで、DVDでは前編と後編に分かれています。1978年のマイケル・クライトン監督の映画のリメイクだそうです。DVDの説明のところにリドリー・スコットと書いてあったので、SF色が強かったら途中で断念するかも、と思ったのですが大丈夫でした。
次々と昏睡状態になった患者がある研究所に搬送されるのを、医学生スーザンが独自に調査するという内容です。悪役だろうと思った人は意外にも良い人たちで、その逆もありよい意味で裏切られました。160分のドラマということもあり、展開が速く、見ていてストレスがないです。脚本家は『ブラック・スワン』など映画を手がけるJ・マクラフリンです。脇を固める俳優人も豪華、ジーナ・ディビスを久しぶりに見ましたが、相変わらず美しいです。