映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』そして『コードネーム U.N.C.L.E.』
かなり前から映画館でCMをしていたので、何が彼らを戦わせるのか知りたくて、そしてヘンリー・カヴィルが見たいというミーハー心で映画館に行って来ました。私はコミックは読んだことがないのですが、クリストファー・ノーランのバットマンシリーズはもちろんのこと、前作の『マン・オブ・スティール』もばっちり見ているので、特に前知識はいらないだろうと思っていたのですが、実際に見てみるとよくわからないこともありました。
ベン・アフレックが、ブルース・ウェインを演ずるにあたり、本国ではバッシングもあったそうなんですが、彼のバットマン、すごく良かったです。鍛えられた身体で見事に演じていて、全く違和感はありませんでした。もちろん、クラーク・ケントはヘンリー・カヴィルしかいませんけれど。
見終わってから、ネットで調べてみるとこれは、DCコミックのヒーローたちが結成するチーム「ジャスティス・リーグ」の誕生を描きたかったというのがわかりました。けれども、それを知らずに見ていたときは、メインストーリーとは関係ないようなエピソードや、意味深そうだけど、よくわからないシーンに出くわしては頭を捻ることもありました。
たぶん、次の作品群への伏線でしょうから、あとになってからわかるかもね、なんて思っています。なのでミーハー気分で楽しむことをおすすめいたします。
そうそう、海外ドラマファンが嬉しくなる、ちょっとしたサプライズがありました。冒頭、ブルース・ウェインの両親が殺されるシーンで、母親役を『ウォーキング・デッド』のマギー(ローレン・コーハン)が演じていました。意外でしょう?
この映画でヘンリー・カヴィルのイケメンぶりを再確認した私は、『コードネーム U.N.C.L.E.』をAmazonでレンタルしてみました。こちらはロードショー公開されてときに見に行こうと思っていたのですが、ガイ・リッチーが監督ということで見送っていました。けれど、見てみたら、痛快アクションで楽しくて、娘とゲラゲラ笑いながら鑑賞しました。
東西冷戦の真っただ中、CIAとKGBの敏腕エージェントの二人が国境も政治的背景をも超えて手を組み、世界を巻き込む一大テロ事件を阻止するというストーリーです。苦手だと思っていたリッチー節はむしろ好きになりました。
ハンサムでプレイボーイのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)と超エリートだけどメンタルが弱いイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)の、性格が正反対のイケメンコンビが素敵です。
続編を望む声も多いとのこと。わかります、そうでしょうとも。いっそシリーズ化したらどうでしょう。次作品が完成した暁には必ず映画館に足を運びたいと思います。