misasa104の海外ドラマ日記

海外ドラマ(ごくたまに海外ミステリ小説)について忘れないように書いています。

海外ドラマ『Law & Order: 性犯罪特捜班 シーズン21』フィナーレそして22へ

シーズン21が終了し、引き続きシーズン22がスタートしますね。少しだけ21を振り返りたいと思います。

以下、ネタバレ含みます。
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https://tv.foxjapan.com/fox/program/index/prgm_id/22159

シーズン21の最後は、同シーズン中で扱った4つのケースのその後について描かれていました。そのうち2つは「マンハッタンの真夜中」からで、レオン・フラーの家庭内暴力事件とトランスジェンダーの売春婦ラキラ・ベカの暴行事件。そして、スティーブ・ゲッツの標的になった元刑事の娘、アイビー・ブッチの現在の様子も描かれます。メインはといえば、シーズン21のプレミアでレイプとセクハラで告発されたメディアの大御所トビアス・ムーアの裁判でしょうか。

Law & Order SVUは本家と同様、実際の事件を基にしているスクリプトが多いのは良く知られたところです。第10話「免罪の代償」でスティーブ・ゲッツが投獄されると自殺してしまうのはドラマ仕立てのようにもみえますが、これはジェフリー・エプスタインの事件を基にしているんですねー。実際の事件の方は、Netflixのドキュメンタリーで見ることができます。
ジェフリー・エプスタイン: 権力と背徳の億万長者 | Netflix


このシリーズは、事件が解決しても、それで終わりにはならないこと、被害者は必ずしも正義を得られないことを、今までにも幾度となく示してきたように思います。


気になるところでは、裁判のことでプレッシャーがかかるカリシをロリンズが「飲みに行かない?」と誘う場面がありました。今まで二人の関係はロマンスに発展しそうで、そうはならずにここまで来ていますが、今後はどうなるでしょう。
フィンのことも少し気がかりです。最終話で訴えられたことは、次シーズンで言及されるでしょうか。


さて、引き続きシーズン22を放送してくれるとのことで、嬉しいです。22では、お待ちかね!シーズン12で降板したクリストファー・メローニ演じるエリオット・ステイブラー刑事が登場ですねー。楽しみ。スピンオフ『Law & Order: Organized Crime』の放送も期待しています。